まず耳鼻咽喉科の受診がスタートです

「最近聞こえが悪い気がする…」「自分はそう思わないけど、周りから指摘された…」
『そろそろ、補聴器かな?』弊社ではまず耳鼻咽喉科受診をお勧めしております。難聴の原因が単純に耳垢詰りということや、他の病気が発見される場合もあります。医師による診療が大切です。

診察の結果補聴器装用が必要と判断された場合は、「紹介状」または「オージオグラム」という聞こえの検査結果を発行し、補聴器専門店を訪ねるように指示のある場合があります。書類にはお客様の聞こえに関する必要な情報が含まれており、持参の上ご相談されるとより適切なご提案と調整が可能です。

弊社では創業時より、耳鼻咽喉科医との連携を重視した補聴器フィッティングをお客様にご提案しております。長年の取り組みの結果、多くの大学病院耳鼻科補聴器様での外来をはじめ、地域の耳鼻科様での補聴器外来にも参画しており、病院からの紹介状を多数お受けしております。

耳鼻科での診察と医療費控除

補聴器装用の前に医師の診察を受けることにより、難聴の原因が耳垢詰まりの場合や、別の病気が発見されることもあります。医師による治療や検査の結果、正確な聴力データを基にしたフィッティングが可能となります。

また、医療費控除を希望される方は「診療情報提供書(2018)」が補聴器相談医から発行されている必要がありますので、事前に資格を持った耳鼻科医を受診なされるようお願いいたします。

禁忌8項目ってなに?

補聴器のご購入や調整、耳型採型および補聴器メンテナンスの前にお客様が安心してご相談いただけますよう、以下の項目が日本補聴器販売店協会にてガイドラインとして策定されております。下記 8 項目のうちいずれかに該当する場合は必ず耳鼻咽喉科(補聴器相談医)の受診をお願いします。

また、初めて補聴器を購入する場合には、事前に補聴器相談医の補聴器適応のための診察をお受けになるようお勧めいたします。

  1. 耳の手術を受けたことがある。
  2. 最近3ヶ月以内に耳漏があった。
  3. 最近2ヶ月以内に聴力が低下した
  4. 最近1ヶ月以内に急に耳鳴りが大きくなった。
  5. 外耳道に痛みまたは、かゆみがある。
  6. 耳あかが多くたまっている。
  7. 聴力測定の結果、平均聴力の左右差が25dB以上ある。
  8. 聴力測定の結果、500、1000、2000Hzの聴力に20dB以上の気骨導差がある。

出典:http://www.jhida.org/pdf/kensyo/kinki8_h29.pdf

小児(難聴児を持つ保護者様向け情報)

近年新生児スクリーニングの実施により先天性難聴の発見は早期になされており、専門外来でフォローされておりますが、それとは別に軽中等度難聴児助成制度も拡充され、障害者手帳支給対象にはならない難聴児への補聴器購入補助が行われております。

医師との連携は必須ですが、弊社は当該支援機器についての経験が豊富であり、それぞれの方に合わせた機器の選定が可能です。

STEP.1ご来店時に

  • 耳鼻咽喉科医(補聴器相談医)のご紹介状をお持ちの方は店舗スタッフにお渡し下さい。
  • お聞こえの情報を基に、お客様がお困りの状況やご要望をお伺い致します。

STEP.2補聴器試聴

  • ご要望があれば、様々な場所でお聞こえの具合を経験していただけるようお貸出しを行っております。
  • お貸出し期間中に調整も可能です。

STEP.3補聴効果の確認

  • 補聴器装用時の聞こえについて測定を行い、裸耳と比較して補聴器が効果を出しているか確認します。
  • 音の聞こえだけではなく、言葉の聞き取りについても測定を行うことができます。

STEP.4補聴器の選択

  • お客さまのライフスタイル、操作性、デザイン、ご予算等のご要望を最大限に尊重しながら、適切な補聴器を選定致します。
  • お客様の不安に寄り添い、ご納得いただけるよう丁寧な説明とデータ提示を心がけます。

STEP.5補聴器のお渡し

  • 取り扱い方法(電池交換方法、日々のメンテナンス、使用注意事項)及び購入後のフォローにつきましてご案内致します。
  • 次回定期点検日のご予約を賜ります。

STEP.6アフターケア

  • 実際にご自分のものとされた補聴器を装用していて、気になることや調整して欲しいことなどにつきましてご対応致します。
  • 定期的に補聴器装用効果の測定を行い、現状に対してアドバイスを致します。